Around70 Life
いつの間にか70歳のちょい手前の年齢まで来ちゃいました。

33歳の時に父をガンで亡くすまでは悲しみや喪失感とは無縁に生きて来た。
お父さん子だった私にとってそれは全てが奪われてしまったかのようで。
子供には恵まれなかったものの働き盛り、世はかのバブル期真っただ中
犬や鳥たち、母や兄弟、仕事と、多忙な毎日に癒されました。
その後は大病することも、災難に会うことも、宝くじに当たることも無く平々凡々。
健康な身体に生んでくれたこと両親に感謝です。
仕事に追われる日々が一段落したころで知人から、
飼い主さんが飼いきれなくなって困っている3歳の犬がいると紹介され飼うことに。
なんというタイミングでなんとういう奇跡!!生きてて良かったとさえ思った(笑)

大がつくほど動物嫌いだった母が溺愛するほどの良い子。
その母が事故で突然この世を去り、わずか3か月後、あとを追うように犬もガンで天国へ
その2年後、売れ残った犬の処分に困ったブリーダーから引き取ったという犬が我が家へ
母を亡くした時は犬が支えに、でも犬を亡くした時は100%のパワーで襲われ、
ペットロスから抜け出せていなかった私に、またまた奇跡のタイミングで!!

兄をガンで亡くしたとき、私の最大の支えになってくれた。
65歳を終えようとしたころ最愛にして最後の飼い犬を見送り思ったこと、
年齢的なものもあるのだろうけど悲しさはもちろん、看取れたことへの安堵感。
「あとは私がみんなに会いに行く番だから」と、不思議に吹っ切れたこと。
その時まで、元気で楽しく進んで行けたらいいな。
趣味も特技も無い私のシニアライフは少しの運動と老脳にならないための脳トレ。
コロナ明け、旅と下手くそだけど好きな絵と、父が趣味だったカメラでも始めますか。
